シーズンごとに衣類の入れ替えをするのは面倒ですが、衣替えは不要な衣類を見直すベストタイミング!年々溜まっていく服でクローゼットの中がいっぱい…という方は、この機会に衣類整理の基本と収納のコツをマスターしましょう。来シーズンの衣替えもグッと手軽になりますよ。
ルールを決めて衣類を見直す
「いつか着るかも…」「この服高かったから捨てられない」などの理由でクローゼットが溢れかえっている。そんな人は、過去1年間に「着た」「着ていない」を基準にして、不要なものを整理していくと良いでしょう。お気に入りの服だけに囲まれると、スタイリングももっと楽しくなります。
まずは、過去1年間に気なかった服を手に取り、今の自分の気持ちと向き合い「着たい」「着たくない」を考えてみましょう。衣替えする時期は、これからシーズンオフになる服から行うようにすると、今シーズン「着た」か「着てない」かの判断がしやすくなります。それでも悩んでしまう方は、着用してみるのも良いでしょう。それでも捨てられない場合は、1年間の期限付きで1つのボックスにまとめて、翌年に判断してもOKです。こうして必要なものだけにすることで圧迫感なく、収納スペースも最小限になります。
時短を叶えるクローゼット収納のコツ
衣替えのタイミングでクローゼット収納も見直してみましょう。スペースを使用頻度に応じて、上段・中段・下段の3つに分割することでグッと使いやすくなります。まず、上段は使用頻度が少なく、比較的軽いシーズンオフの衣類やバッグを収納。中段はハンガーにかけた衣類を吊るしましょう。右利きの方は、着るものをよく着るものを右側に固めておくことで取り出しやすくなります。下段には、チェストやカラーボックスでスペースを確保。
小物類はバスケットを使ってスッキリまとめましょう。また、畳んだ衣服の倒れ防止にはブックエンドが便利。ほかにも、ソックスなどは24マスや16マスなど、仕切りのある収納ケースを活用しましょう。
クローゼットの引き出しに下着を収納しているときは、下着収納ケースを使用するとスッキリまとまります。仕切り板付きなのでバラバラになりにくく、取り出すときもスムーズですよ。
吊るす収納で片付け上手に
衣替えのための仕分けも終わり、クローゼットにいざ収納!しかし、衣類を畳んでしまうのが面倒…。そこで効率化するために提案したいのが、ハンガーに掛けるだけの「吊るす収納」。洗濯時に干したものをそのままクローゼットに持っていくだけなので、面倒くさがりの人でも挑戦しやすいです。ただ、全て吊るすスペースがない、畳まないといけない衣類の場合は「アイテム別」「色別」「使用頻度」に分けて収納するとわかりやすくなります。どの分け方が自分に合うか、まずはやってみて見直すことをおすすめします。
吊るす収納のポイントは、同じ種類のハンガーで揃えること。ハンガーが揃っていることで、たくさん掛かっていてもスッキリと印象になります。
面倒な衣替えをスムーズにするために
シーズンオフの洋服収納には、不織布ボックスがおすすめ。軽くて通気性がよく、クローゼット枕棚にもちょうど良いサイズです。トップス、ボトムス、その他などアイテムごとに分けておくと、次の衣替えでスムーズに入れ替えることができます。
衣類の量は性別、年代、職業によってさまざまですが、衣類が多いことに本人が自覚していないケースも多いです。いつも着ている衣服や好みを把握しておきましょう。1年以上着ていないものがあれば、これから着る予定があるかを意識して処分するようにしてください。